【映画 男はつらいよ 葛飾立志篇】

【Kazuhiro解説】

 

シリーズの16作目、Kazuhiroが大学3年の時の公開。

 

冒頭の西部劇シーンでさくらの歌が上手くて聞き入ります。さすが、さくらは松竹歌劇団(SKD)出身、上条恒彦のギターが伴奏です(^_^)v

WANTEDの似顔絵も四角い顔で笑えますが、お兄ちゃんでしょうのさくらの問いに「他人のソラマメよ~」でウケちゃいました。

マドンナの樫山文枝は影が薄く、どちらかといえば脇役のはずの小林桂樹のアクの強い演技に引き込まれます。

この回から登場する米倉斉加年の巡査も楽しかった。案の定寅さんはふられるのですが、今回は小林桂樹もともにふられて最後で二人で正月の初詣のシーンで終わるのがほっとします。

 

【あらすじとキャスト】

 

ある日「とらや」に、最上順子(桜田淳子)と名乗る女子高生が山形からやってきた。彼女は、かつて寅次郎が無一文で行き倒れかけていたときに、ただで食事をごちそうしてくれた食堂で働いていた女性であるお雪の娘であった。毎年欠かさず手紙や少しばかりのお金を贈ってくれるので、順子は会ったことのない実の父は寅次郎ではないのかと思い、葛飾柴又へやって来たのである。そこへ運悪く寅次郎が帰ってきて誤解した車家一同と一騒動起こるが、寅次郎が初めてお雪と会った時には既に赤子だった頃の順子がいたため、潔白は証明される。しかし、次の瞬間に順子の口から、お雪が昨年病気で亡くなった事を知らされる。

 

墓参りに行くべく山形へ向った寅次郎は、お雪の墓のある寺の住職(大滝秀治)から、お雪には学がなかったために悲惨な人生を送った経緯を聞かされる。寅次郎と同じく東京から商売をしに来た、ちょっと外見のいい事を鼻にかけたろくでなし男に言いくるめられ、関係を持った末に子供を産んでしまったのである。その男との間に生まれたのが、順子であり男はお雪が自分の子供を身篭ったと知るや否や、そそくさと逃げ出してしまったのだという。これを機にお雪同様に学のない寅次郎は、学問を学ぶために勉強をしなくてはならないと感じながら、葛飾へと帰っていく。

 

ちょうどその頃、とらやに御前様の姪に当たる筧礼子(樫山文枝)が下宿することになった。ただでさえ、容姿端麗な礼子に好意を抱く寅次郎は、礼子が大学で考古学の助手をしていることを知ると、さらに強く憧れた。礼子に気に入られるため、というより何とか接近するためには、これはもう学問しかない。そう考えた寅次郎は柄にも無く一念発起して、礼子を家庭教師役に学問を修めるために猛勉強を始めるのであった。ところが、何がなんだかサッパリ判らない。日ごろは威勢のいい寅次郎も机を前にすると妙におとなしくなり、しまいにはヤケクソでテキヤの口上を口にする始末であった。礼子にすれば「寅さんはおもしろい人」に過ぎなかったのだが、寅次郎の心は例によってときめいていたのであった。数日後、とらやに田所(小林桂樹)が現れ、寅次郎と意気投合するのだった。

 

監督山田洋次

音楽山本直純

 

車寅次郎:渥美清

諏訪さくら:倍賞千恵子

筧礼子:樫山文枝

最上順子:桜田淳子

田所先生:小林桂樹

車竜造:下條正巳

車つね:三崎千恵子

諏訪博:前田吟

桂梅太郎(社長):太宰久雄

源公:佐藤蛾次郎

諏訪満男:中村はやと

御前様:笠智衆

轟巡査:米倉斉加年

1975年公開

男はつらいよ 葛飾立志篇1

 

男はつらいよ 葛飾立志篇2

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~ by kazuhiro : 2014/04/29.

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