【映画 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け】

【Kazuhiro解説】

夕焼け雲に想いを託す 寅の心はあの赤とんぼだけが知っている!

シリーズ17作目でロケ地は龍野です。十年以上前ですが、仕事で龍野の駅に行くことがあって、ここがあの寅さんの龍野かと感心したことがありました。
出演したのが太地喜和子と宇野重吉ですから、名作になるに決まっています。画家がスケッチブックにさらさらと書いた絵を欲にかられた寅とタコ社長が取り合って破いてしまうシーンに腹が立ちます。岡田嘉子と宇野重吉は昔駆け落ちをして失敗した仲という設定も凝っていました。桜井センリの役人役が笑えます。とくに、宴会芸で「私のラバさん・・・」が好き。

【あらすじとキャスト】

「とらや」に久々に帰って来た寅次郎が満男の小学校入学祝いの席上、また内輪ゲンカをして家を飛び出す。駅前の焼き鳥屋で飲んでいたらみすぼらしい老人(宇野重吉)が無銭飲食を店員にとがめられるのを見た。かわいそうに思って支払いを肩代わりして家につれて帰る。「とらや」に一晩泊まり、宿屋と間違えた老人は、おいちゃん、おばちゃんたちに横柄な態度を取りひんしゅくを買う。家族に苦情を言われた寅次郎に説教された老人は、「おわびだ」といって紙に筆で落書きしたものを渡した。

老人に「持ってけば、いくらかになるから…」と指定された古本屋に出かけ、半信半疑でその紙切れを店の主人(大滝秀治)に見てもらったところ、「7万円で譲って欲しい」と言われ、腰を抜かす。実はこの老人こそ、日本画壇を代表する池ノ内青観画伯だったのだ。間もなくとらやの連中とひともんちゃく起こして旅に出た寅次郎は、播州龍野で池ノ内画伯と再会する。そして、画伯に請われるかたちで、ある宴席で杯を傾けた寅次郎は、そこで、「ぼたん」という名の美しい芸者(太地喜和子)に出会った。後日、上京してとらやを訪れたぼたんは、悪い男に200万円を騙し取られたことを寅次郎に告白する。義侠心に燃えた寅次郎が立ち上がるのだが。

 

監督・脚本  山田洋次

音楽     山本直純

 
車寅次郎:渥美清
さくら:倍賞千恵子
芸者ぼたん:太地喜和子
車竜造:下條正巳
車つね:三崎千恵子
諏訪博:前田吟

 

たこ社長:太宰久雄
源公:佐藤蛾次郎
観光課長:桜井センリ
大雅堂の主人:大滝秀治
御前様:笠智衆
志乃:岡田嘉子
池ノ内青観:宇野重吉

 

1976年公開

男はつらいよ 夕焼け小焼け1

男はつらいよ 夕焼け小焼け2

男はつらいよ 夕焼け小焼け3

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~ by kazuhiro : 2014/06/07.

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